２０２２年９月３０日、岩手県建設業協会主催の建設工事現場見学会が行われ、岩手県二戸高等技術専門校建築科の学生の方達が、遠野木材流通センターにも視察に来てくれました。
将来は、建築大工を目指している学生さん達。
販売係長の説明に対して、真剣にメモを取ったり、撮影したりしてくれていて、その姿を見て嬉しくなりました。
最後に、質問コーナーを設けた際に、
「大体、どのくらいの値段で木材は売られていますか？」と言う質問がありました。
販売係長から、
「木材は、１㎥あたり○○円と販売することが多いです。例えば、スギの４ｍ(材長)だと、１６㎝(径級)１０本で約１㎥になります。ざっくりと言うと、現在はスギは約10,000円、カラマツは約20,000円でカラマツの方が高いです。カラマツは30,000円まで上がったりすることもあります。」と説明があると、30,000円まで上がったと言うことに対して、みんな驚いていました。
戦後木材不足や、建築物不燃化の影響を受けて公共建築物は鉄筋コンクリートで造るという時代が長く続きましたが、近年では法律が改正され、中高層階の建築物でも木造で作ることができるようになっています。
見学に来てくれた学生さんには、木造建築物の事もしっかりと勉強して立派な大工になってくれればいいと思います。