2023年度(夏季)遠野地方森林組合安全大会

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6月21日(水) 2023年度(夏季)遠野地方森林組合安全大会が、遠野市宮守町達曽部(椛川目)で開催されました。

安全大会は、林業労働災害の絶滅を期するため、現場の安全性を高めていくことを目的に毎年2回開催されています。

菊地修市代表理事組合長による主催者あいさつの後、日立建機日本株式会社様より、「高性能林業機械の安全性及びスマート林業について」と題して、【ハーベスタテレブーム11m】を使用した実演及び講習をして頂きました。

テレブームは最大作業半径が11mを超えるため、樹木が密集した現場でも遠くの木まで届くため作業効率が向上します。さらに、チェンソーでの伐倒作業事故が減らない日本において、広い範囲で機械伐倒を可能とするテレブームはこれからの林業現場で活躍すること間違いなしですね。

他にも、10m離れた場所から伐倒が可能な油圧式伐木システム、操作ボタンの配置をオペレータ毎に任意に設定可能な高性能が付いたハーベスタ用のコントローラー、デジタルキャリパー(電子輪尺)などの説明をして下さいました。これだけの機能を全て習得するのは最初は大変そうですが、このような高性能機械を取り入れることで、安全性向上、労働負担軽減、作業効率UPに繋がるんだと感じました。

講習の後、福地業務課長より【労働安全に関する情報提供】が行われました。

労働災害は、ルールを厳守しなかっために起こる事故が多いと言われています。安全大会を開催することで、現場作業の方々一人ひとりが安全に対しての意識を高める良いきっかけになって欲しいです。

今回、講演・実演をして頂いた日立建機日本株式会社様、参加して頂いた方々、お忙しい中ありがとうございました。
遠野地方森林組合では、これからも安全大会を定期的に開催していきたいと思います。