今日は、検知作業について載せて行きたいと思います。
検知とは・・伐採後、出荷される丸太の直径を測り野帳に記録する作業です。
伐採した丸太の断面に検知尺を当てて一本ずつ直径を測り、油性のチョークで断面に記入していきます。この直径をもとに出荷する丸太の量(材積)を計算していきます。
※土場・・伐採後、一定の長さに切り揃えられた丸太は、伐採現場の近くに設置した場所に一時保管。その場所を【土場(どば)】と言います。
※椪山(はいやま・はえやま)・・種類、長さごとに山の様に積まれた丸太のこと。木へんに並べると書きますが、写真を見ると一目瞭然ですね。
一本一本、検知尺で計り、野帳に記録していく作業は、とても地道な作業ですが、出荷する上でとても大事な作業になります。現在、携帯のアプリなどで検知することも可能になってきているので、今後は消えていく作業かもしれませんが現時点では検知尺の方がやっぱり正確。ミスがないように慎重に作業します。
これからも遠野地方森林組合職員一同、安全第一で頑張っていきたいと思います。