遠野中学校 職場体験 (二日目)

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職場体験二日目(9月16日)の様子です。

二日目は、木材センター見学とドローンの操作をしてもらいました。

まずは、木材センター見学の様子。

  

佐々木係長から樹種についての説明。当センターにはスギとカラマツの入荷が年間を通して多く、特にカラマツの扱い量が多いことが特徴です。今月はヒノキの入荷があり、ヒノキの匂いを嗅いでもらいました。

  

木材の材積を出すための長級・径級の計り方の説明。

  

木材センターから出荷された丸太はどうなるのか・・・?

製材所や合板工場で製材し、住宅メーカーなどへ販売されます。

建築用材や合板木材などに使えない丸太や、廃材はバイオマス材として利用されます。

今回、 遠野バイオエナジー佐々木社長にもご協力頂き、バイオマス材の説明をしてもらいました。

チップになったバイオマス材は、市内に運ばれて、学校の暖房や入浴施設の温水作りに使われているそうです。これまでは重油を使っていたのですが、それに比べてコスト削減にもなるし、地球環境にも優しいという説明でした。

遠野バイオエナジーの佐々木社長、ありがとうございました。

  

  

木材センターでの最後の体験は、木材を選別するためのフォークリフトの操作体験。

  

  

木材センターの見学を終え、続いてドローン。佐々木係長から石橋係長へバトンタッチ!!

ドローンを飛ばしてよろこんでいる中学生に石橋係長からすかさず質問。

ドローンを林業で何に使っていると思う?

生徒さん「山火事のときとか?」「遭難した時に遭難者を探す?」

石橋係長「作業の進み具合を見たり、森林の面積や木を伐る時に作った道路の長さを測る時に使っています。」

と説明すると感心した様子でした。

この二日間は、自分たちの日常では経験したことがないことが多く、大変だったと思います。しかし、最後まで緊張感をもって真剣に取り組んでくれた遠野中学校の生徒さん達。二日間の体験学習ほんとうにお疲れさまでした。

将来ある生徒さんたちの成長に、この職場体験が何か一つでもお役に立てれば嬉しく思います。