たくさんの鹿の足跡を発見しました。
雪を掘り雪の下の牧草を食べた痕跡が・・。
しかし、よくよく見てみると、緑の草はほんのわずかで、とても労力に合っているとは思えません。
去年の6月に生まれた小鹿たちは、大人のように深く雪を掘ることも出来ませんし、そもそも体が小さく秋までに体に蓄えた脂肪も少ないので、今年のように寒くて雪の多い冬を無事に乗り越えることが出来るのか心配です。
林業にとって鹿は、せっかく植えた木を食べてしまう害獣だと言われていますが、とても複雑な心境です。
下の2枚の写真、掘った形跡のある写真と何の形跡もない写真。隣同士の場所なのになぜ片方は侵入しなかったと思いますか?
向かって左の写真は、雪の下が草地。右の写真は、雪の下が田んぼなんです。
おそらく鹿は、冬に餌のある場所を覚えていて、エサの無い田んぼには入らず、エサのある草地にしか入らないのだと思います。
鹿も、生きていくのに必死なんですね・・。