12月12日【山の神】の日
12月12日は「山の神」の日です。
山の神は、山や森林を守る神として古くから信仰されてきました。木を切る人、炭を焼く人、狩猟を行う人々にとって、命と暮らしを見守ってくださる大切な存在です。また、春には里へ降りて田の神となり、秋には再び山へ戻るとも言われています。
当組合では、この山の神の日に合わせて、毎年恒例の山神祭を執り行いました。
当日は朝から澄んだ空気に包まれ、準備が始まりました。お供えするためのヒノキの枝を用意し、一つひとつ手作りしたシデを丁寧に取り付けていきます。こうした準備の時間も、自然と向き合う大切なひとときです。
事務所内の神棚には、米や酒、みかんなどをお供えしました。
山神祭には、組合長をはじめ4名が祭壇前に並び、自然の恵みへの感謝とともに、災いのない一年、そして日々の作業が安全に進むよう祈願しました。



山の恵みの上に成り立つ私たちの仕事。
山神祭を通して、組合職員・作業班一同、改めて気を引き締め、安全第一で作業に取り組んでいく決意を新たにしました。これからも自然への感謝の気持ちを忘れず、山とともに歩んでいきたいと思います。
それでは皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。