3月は季節外れの暑さが続き、このまま暑くなるのかと思ったら、
4月に入ってからも寒の戻りがあり、起きると家の周りは雪景色になりました。
事務所に来たら、青天の下ヤナギの花に雪が積もっていて寒そうです。
思わずカメラを構えて写真を撮りました。
春になって、カタクリや、水芭蕉、キタコブシが青笹の木工団地の緑地帯を
賑わわせていますが、
ヤナギだって、目立たない花を咲かせます。
そして、よく見るとふわふわしてまん丸でとても可愛い花です。
一緒に写真撮りについてきた20代の若者も妙に気に入ったようです。
ヤナギと森林組合の事務所 ヤナギの雄花
実は、木工団地の緑地帯は今が花盛り、カツラだってほら…
よく見ると、枝の先にぱやぱやとなにかついています。
葉はサクラのように花が咲いた後に出てくるので、実は左下の写真の1つ1つが全部花なのです。
1つの花のサイズが小さいので、行き交う人達は誰も気づいていないでしょう。
ちなみに、カツラは雄木と雌木がありますが、イソギンチャクみたいな花なのでこの木は雄木です。
カツラの雄花
ハシバミだってもちろん満開です。
満開!のハシバミの木 ハシバミ(雌花) ハシバミ(雄花)
雄花こそ地味な茶色ですが雌花は情熱の真紅です。
いささか、雌花の数が少ないし小さいので木全体の印象はとても地味ですが…
秋には美味しいヘーゼルナッツの実をつけてくれるでしょう。
*いつもみなさんが食べているヘーゼルナッツは、「セイヨウハシバミ」という名前です。日本のハシバミの味もヘーゼルナッツそっくりです。
今年の冬は、いつもより寒くて雪が多くて長く感じましたが、
遠野にもようやく春がやってきました。
歩みを止めてよく見てみると、いままで見えなかったものが見えてくるかもしれません。