女性部会研修会に参加 < 令和7年6月27日(金)>
このたび、コロナ禍を経て5年ぶりに「女性部会研修会」が開催されました。私たち遠野地方森林組合からは、女性職員4名と参事の計5名で参加させていただきました。
県内には現在17の森林組合があり、今回の研修会には各組合から女性職員の皆さんが参加されました。久しぶりの開催ということもあり、参加者の顔ぶれも大きく変わっており、新鮮な交流の機会となりました。
視察内容
今回の研修会は、以下の2つのプログラムが用意されていました。
- 浅沼醤油店(黒川工場)の視察見学
- 「盛岡レトロ×木にまつわる街歩き」
まず訪れた浅沼醤油店では、私たちが日頃扱っている建材としての木材とは異なる、新たな木材の活用方法について学んでくることができました。
同店では、長年培われてきた発酵技術を活かし、ウッドチップを発酵・培養することで、クラフトコーラやジャム、シロップなどに使える香料を抽出する技術を研究・開発されていました。木材の樹種や発酵環境の微妙な違いによって、香りの風合いが変化するとのことで、木材の可能性に大きな魅力を感じました。
次に行った「街歩き」では、盛岡市内に残る歴史的建造物を巡りました。岩手銀行赤レンガ館や岩手公会堂では、当時の建築にふんだんに木材が使用されており、その重厚な美しさに触れることができました。普段はなかなか見ることのできない館内の見学を通して、木材と地域の歴史の深い関わりを改めて実感しました。
研修を終えて
今回の研修を通じて、木材の新たな活用方法や、その持つ魅力について学ぶ貴重な機会となりました。今後の業務にも役立てていきたいと思います。
主催いただいた関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。

↑ 浅沼醤油店(黒川工場)の視察①

↑ 浅沼醤油店(黒川工場)の視察見学②

↑ 「盛岡レトロ×木にまつわる街歩き」 岩手公会堂

↑「盛岡レトロ×木にまつわる街歩き」元岩手銀行レンガ館

↑「盛岡レトロ×木にまつわる街歩き」啄木・賢治 青春館

↑「盛岡レトロ×木にまつわる街歩き」桜山神社