山の植物クイズ!!

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先日、石橋係長が山に入った際、色々な植物の写真を撮ってきました。
せっかくなので、今日は、いつものブログとは少し変わって、クイズ形式にしてみようと思います。
みなさんもチャレンジしてみてくれたら嬉しいです。
ちなみに、お恥ずかしいことに、私はほとんど分かりませんでした。(笑)

※正解は最後に発表したいと思います。

では、さっそく問題に行きたいと思います。皆さん準備は良いですか?\(^^)/

  
☆1問目☆
この葉っぱは何の葉っぱは何でしょうか?

  

  

☆2問目☆
この実は何でしょうか??
最初に見た時、梅干しかな?・・と思いましたが、違いました。

  

  

☆3問目☆
この美味しそうな実は何でしょうか?

  

  

☆4問目☆
この木は何の木でしょうか?

  

  

☆5問目☆
この花は何の花でしょう。

  

  

それでは、正解を発表していきたいと思います!!!

1問目マタタビの葉っぱです。
梅雨の時期になるとマタタビの葉っぱは白くなります。その原因ははっきりと分かってはいませんが、開花時期を虫に知らせるためだという説があります。開花時期が終わると葉の色は元の緑色に戻るので、花が咲いている間だけの特徴になります。

2問目クルミです。
初期のクルミはオオバタクルミ(約300万年前)と言うクルミで、殻果が硬く厚かったので、そのままの形で化石として残り、世界各地で発見されています。
実は、岩手県花巻市を流れる北上川の川床の地層から日本で最初にオオバタグルミの化石を発見し、学会で報告したのは宮沢賢治なんです!!
そして、このオオバタクルミはとても大きく、大きいもので7cmほどあったそうです。なので、リスなどの小動物にとっては運びにくく食べにくいものだったようです。しかし、元々はリスが遠くに種を運んでくれたおかげで新しい育成場所を拡げられてこともあり、リスなどに種を運んでもらうるように、小さく表面が滑らかな形に進化していったと言われています。なんだか不思議なお話ですが、クルミにとってもリスにとても良いお話しですよね。

3問目ヤマグワの実です。
ヤマグワの実は、緑→赤→黒紫の順に変わっていきます。赤色は見た感じ美味しそうに見えますが、酸っぱいです。黒紫になると熟していてとても美味しい実になります。ヤマグワの実は、クマの好物でもあり、山を歩いているとヤマグワの木の枝がへし折られているんだとか・・きっとクマの仕業ですね。
クマの他にも、ムクドリやスズメのように鳥にも人気があります。
ヤマグワの実を見つけたら、食べてみてください。オススメです☆

4問目クリの木です。
クリと言ったら、イガイガしていて茶色のイメージが強いので、何の木なのか正直分かりませんでした。(笑)
実の印象が強すぎて、クリの花と言われてもピンときませんでしたが、特徴的な花をしているので、一度見たら覚えてしまいそうですね。写真は開花時期を過ぎてしまっていますが、開花の時期はだいたい5月~6月です。なんとなくススキに似ていますよね。
今から、秋が待ち遠しいです。色々調べていたら、美味しいクリが食べたくなりました☆

5問目➡オオウバユリの花です。
オオウバユリは、漢字で書くと【大姥百合】と書きます。この由来は、花を咲かせる時期になると、葉が枯れてしまったりすることから【葉(歯)が無い】にひっかけて付けられました。
オオウバユリは、一回繁殖型と言う珍しい特徴を持っていて、繁殖は一生に一回だけです。しかも、6~8年もの長い時間をかけ開花した後、球根ごとなくなってしまいます。

皆さんは、5問中、何問正解できましたか?
普段、何気なく見ている植物でも、木や実や花で見ると、こんな花だったんだ!こんな葉っぱだったんだ!などと新たな発見がありますよね。