ホオノキの花❀

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5月26日、石橋係長が、ホオノキの花を発見し、写真に撮ってきてくれました。
初めて見るホオノキの花。日本では最大級の大きさを持つ花に魅了され、ホオノキについて調べてみました。
調べてみると、驚きの事実が出てきました。

①花の寿命は短く、3日くらいだと言われています。→こんなに見ごたえのある花なのに、3日は早すぎます。
②驚くことにその数日の間に、【女性】の期間と、【男性】の期間があり、入れ替わる。→植物の花は女性と男性が1つの花の中にあることが一般的です数日で性別が変わるなんて不思議・・。
③ホオノキは【雌性成熟(しせいせんじゅく)】と言って、雌しべが先に熟します→なぜかと言うと、女性の時期と男性の時期をずらすことで、自分の花の中で受粉を避け、他の花と受粉するためなんだそうです。同じ遺伝子を持つ個体は、病気の発生などで変化が起きた時に同じダメージを受けてしまう恐れがありますが、他の花と受粉をし多様な遺伝子を持つ子孫が増えれば、変化が起きても生き残れるかもしれないというホオノキの考え(?)進化ってすごいですね。

今回は、タイミング的に、女性バージョンを写真におさめることは出来ませんでしたが、立派なホオノキの写真をご紹介します。